小物

懐剣、小太刀、十手(林流殺陣)

 刀の分類として、30センチ以下の長さの物を短刀としています。

 そして「懐中に携える護身用の短刀」の事を、懐剣と呼びます。
 ・・・これは鍔の有る無しには関係がなく、ヤクザ映画で鞘無しのこれを持っていると、そこでは合口(匕首とも書きますが・あいくち)などとも呼ばれています。

 さて侍は大小の刀を帯びていますが、その小刀の方を「小太刀(又は脇差)」と呼びます。
 外では大小を携える侍も、登城する折でもどこでも、入り口で大刀の方は預けてしまいますので、室内では小刀しか帯びていません。

 また甲冑の時代なら、太刀を履く(という言い方をします)前に襲われた場合を想定した体術(腰の廻りの術など)が今もあります。

 さて小太刀の使い方をマスターしていれば、そこに鉤(かぎ)の使い方を足して、十手(じって)術にも応用ができます。

順手持ちと逆手持ちで扱う得物

  懐剣や小太刀は、逆手持ちと順手持ちどちらでも扱うため、片手で持ち変えるなどのテクニックがあります。
 特に小太刀は、よく勉強をしておけば、いざという時には護身としても役に立つと林流では考えています。

 ・・・小太刀は真剣ですから、いつでも所持している訳にはいきません。  ですが、その技さえ身につけてあれば、例えば傘や雑誌、鞄などに持ち替えて、斬るを叩くに差し替えれば、その技は幾らでも応用が利くからです。

 長い得物を相手にした時、相手の距離感(間合いと言います)では勝てませんから、何とか相手の懐に入る術を駆使して身を護るのがこれら、小物(小さい武器の総称)の醍醐味です。
 ぜひとも、体得して戴きたいテクニックの宝庫です。

 林邦史朗の編み出した稽古方法では、小物全般においても、林の編み出した殺陣のステップ「体捌きABC」を基に紡がれています。

小物内容・筆記資料の有無映像資料
(補足・小物全般について)
1.鉄扇、十手、兜割り、なえし、警棒の説明
小物は一つ会得してしまえば、こうした多くの得物の扱いに準じるとの説明・無

小物編
2.3人掛りの懐剣での殺陣映像
懐剣の特徴を活かした殺陣の映像・無小物編
林流懐剣術
(基本)
1.構え12種
(基本)
懐剣で、逆手持ちの構え5種と、順手持ち構え7種小物編
2.受け20種
(見本)
懐剣で、逆手持ちでの相手の攻撃の避け方8種と、順手持ちで12種の避け方・有小物編
3.林流懐剣5本組手
懐剣の型に準じるが、組手での稽古様式・有「懐剣と小太刀の型に準ずる。
林流小太刀術
1.3人掛りの殺陣映像
小太刀の特徴を活かした殺陣の映像・無小物編
(基本)
1.構え8種
小太刀での構え方・有小物編
2.受け15種
相手の攻撃を、小太刀での避け方・有小物編
3.受け即攻撃
相手の攻撃を避けてすぐ反応する技の解説・無小物編
(実践)
1.林流小太刀7本組手
小太刀の特徴を活かした組手で、懐剣と小太刀之型に含まれない技を活用・有小物編
2.林流懐剣と小太刀之型
前半は懐剣、後半は小太刀で行う四方の敵を想定し、50手ほどの、舞のように行う稽古様式・有小物編
3.林流小太刀之型
順手持ちや逆手持ちを用い、上記の型の小太刀部分を特に説明・有小物編
(補足)
1.十手の使い方
十手の特徴についての、補足・無小物編
2.十手の殺陣の稽古例
4種類の殺陣を紹介・無小物編
3.小物の殺陣の説明
小物を扱う殺陣の補足・無小物編
8.小物の使用例
十手、小太刀、懐剣以外の小物についての補足・無小物編

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  5. 殺陣事業の歴史
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  8. その他の資料について
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