エッセイ集

第9話 新選組って、剣道・・・?~8月(2003年)

 みなさま、お元気ですか?山野亜紀です。
 ・・・今年はもう、梅雨明けがいつあったのかすらも分からなくて★
 ボーッとしている間に、いつの間にやらHPのカウンターが、千人を超えておりました♡
 メールの遣り取りにまではまだ、今一つ至りませんが、取り敢えずは目先の事から紹介していきましょうか。 (^。^)

剣道って、防具を付けるだけで一苦労だったし、手にマメができたというイメージしかなかった当時の私でした・・・★

 今年の大河ドラマは、「武蔵~MUSASHI~」ですが、来年のそれは「新選組!」・・・なんですが、ところで(!)
皆さんは、剣道をやった事ってありますか?

 ・・・私こと山野亜紀は、中学生の時なんですが★
 学校の課内授業で、「クラブの授業」というのが当時はありました。
 週に1回きりですが、選択で一年間、好きなクラブを選びます。
 友人に誘われて「剣道クラブ」に一年間、付き合いでやってそれっきり★ (>_<)

●・・・ところが人間の体とは、実に恐ろしい代物なのです(!)

 たった一年ぽっち、しかも、なぁなぁにやっていただけなのに・・・思わぬ所で、何かに出てしまう事ってあるんです(!)
 私が立ち廻りの稽古を始めた頃のお話なんですが、林先生に足捌きをよく注意されておりました。

 ・・・というのは、剣道の足捌きって、必ず右足が前の継ぎ足なんです(!)
 それも心持ち、踵を浮かした軽快なステップ。(稽古場用語:爪先立ちは、ボクシングなどでよく使う足捌きの事)
 ですが立ち廻りのそれって、歩み足(!)なんですね。(基本的に、踵は付けます)
 ・・・たった一年、それもかれこれ10年以上(!)の歳月が経っているのに。
 しかも1週間に1回、あるかなきかだったそんな授業で・・・まさに、そんなクセがここに来て出て来てしまうなんて・・・そんな事って、あるんですね・・・。 (^_^;)

●・・・で、新選組です。

2004年大河「新選組!」は、実際の年齢に合せたキャスティングが、話題を呼びました☆

 当時は、今で言う所の「剣道」を、兵法(へいほう・又はひょうほう)剣術・撃剣(げつけん)・剣法・刀法・剣技とも呼んでいたそうです。
 ・・・江戸時代には、その流派の数も700を超える勢いだったとか★
 ところで、新選組と言えば=天然理心流のように思われていませんか?
 (・・・って、それはもしかして、当時の私だけ・・・???) (>_<)

 ・・・たしかに。
 新選組の組長であった近藤勇が、4代目・天然理心流の道場主だったことは有名です。
 でも新選組の全員が、この流派でしのぎを削っていた訳ではありません。
 そして当時の、江戸の三大流派といえば、鏡心明智(きょうしんめいち)流・神道無念(しんとうむねん)流・北辰(ほくしん)一刀流であったそう。
 ・・・あれ、もしかしてこれってこれから、全部体験する羽目になるのかな・・・? (-_-;)
 山野亜紀は、泣いています・・・。
 だとしたら、また一杯覚えなくっちゃならないのね~~~。 (T_T)

写真上は、ニッパチで下がサブロク

 で、取り敢えずは「現代の剣道体験!」を、殺陣の稽古で、やってみる事となりました。
 一般的な木刀の長さは、大体2尺7寸から8寸なんですが、竹刀の長さって3尺6寸(通称;さぶろく)。
 子供用でも、2尺8寸(通称;にっぱち)の長さなのだそう★
 ・・・木刀で慣れている私達には1尺程間合いが遠くなりますし、また当時の竹刀剣術の足裁きが「歩み足」ではなくって「継ぎ足」ですから、現在の剣道に近い物があるのですね。

 ちなみに竹刀は、勿論竹で出来ています。
 そして竹刀の場合は、三味線の糸のような物が付いている方(・・・弦(つる)と呼ばれる)が刀の峰になります。
 そして大会などでは、必ず「ものうち」で(!)
 つまり、竹刀の切っ先の方なのですが、それも刀身の先の方3分の1の、しかもド真ん中(!)で打ち込まなくっては、ポイントにはならないのだそうです。
 しかも、「面!」と言って「胴」を打つなどの騙し打ちも、試合ではポイントになりません (-_-;)

 剣道で認められている急所は、8箇所
 真っ向面・右横面・左横面。
 首(突き技は危険な為、学生剣道では禁止されている)
 右胴・左胴。
 右小手・左小手。

上が通称「さぶろく」の竹刀で、下は私こと山野亜紀が愛用の模擬刀(2尺3寸5分)。大分長さが違うので、初めはとまどいます★

 ・・・以上、8箇所な訳ですが★
 新選組の時代には、まさか「ここしか打ってはいけませんよ」・・・とか。
 そんな事を、言ってはいられません(!)
 生きるか死ぬかの勝負の場所に、「この場所は危険だから、やめましょうか」とか。
 そんな事を言っては、当時の人には笑い飛ばされてしまう事でしょう。

 騙し討ちあり!
 相手の足を引っ掛けて、転がすのあり。
 体当たりあり、突き飛ばしあり。
 もう、卑怯も何もありません、何でも有りっ!!
 取っ組み合って、待ったが掛かるまでの「やりまくりの肉弾戦」です!

 稽古で死ぬ訳にはいかないので、一応の防具は着けるものの・・・あとは死なない程度に、やってやって、やりまくる人生!
 そして当時は、防具も素材が竹で出来ていた・・・そうですが★
 面・胴・小手の他にはもしかすると、脛も着けていたのではないか・・・?などなど。

 衣装に至っては、まだどうなるのかはわかりませんが、新選組は、荒っぽいぞ・・・。 (^_^;)
 新選組絡みの話は、まだまだ続きます。

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