エッセイ集

第11話 10年ぶりのマット運動~10月(2003年)

 みなさん、こんにちは・・・山野亜紀です。
 10月に入った途端、いきなり涼しくなりましたよねぇ・・・。
 鈴虫なども鳴いておりまして、世間様は秋の風情・・・。
 茶などを啜りつつ、お月見でも愉しもう・・・などという情緒は、只今の私にはありません★
 ・・・そして、林先生にもないのです・・・。 (-_-;)

武蔵の撮影は、最後の最後まで、大変でした・・・

 と・・・いうのは、従来であれば2003年度(つまり今年の)大河ドラマは、9月には当然、クランク・アップ♡
 10月にもなれば、もうお正月ドラマと、来年度の大河ドラマに向けて、撮影快調!・・・の時期に当る筈です。
 ところが!
 「武蔵~MUSASHI~」は、やっとなんとか先日クランクアップ(10月14日)したものの、その撮影場面といえば、なんと「大阪~夏の陣!!」だったんです・・・★★★
 林先生は、大・忙し!!
 武蔵は合戦シーンばかりですし、来年の大河ドラマである「新選組!」も言うに及ばず★

●そして来年のお正月ドラマは、「大友宗麟(主演・松平健)」なのです。

 ・・・この方はキリシタン大名ということで、まだ豊臣秀吉が生きていた頃のお話です。
 ですから、林先生はやれロケだ、スタジオ撮影だと走り回る事になってしまい・・・。
 またロケ地といっても、その殆どが茨城県であるとか、やれ埼玉県だとかで★
 また、これが合戦シーンともなりますと、小淵沢(山梨県)までもわざわざ出掛けて行く訳です・・・。 (゜_゜;)
 場所もその日ごとに変わるので、9月の終わりから10月に掛けての林先生というのはもう、スケジュール的には、とんでもない事になっていたのでありました・・・★ (^^;)A

今回は、マット運動のお話です・・・★

 ・・・そして、林先生率いる門下生達例外ではありません
 小淵沢での撮影は大体、朝一番からスタートをします。
 何しろ、もともとが合戦シーンですから、騎馬武将もいれば歩兵もいますし、旗印を持つやら、槍を持って突進する者もいれば、鉄砲を担いで射撃をする者・・・などなど、とにかく人数が多い(!)訳です。
 ・・・これだけの人間に鎧(衣装)を着させ、メイクをさせて、かつらを付けて、小道具を持たせ、履物を履かせ・・・そして、戦場へと送り出す訳ですから★
 支度をするだけでも、とても時間が掛かるのです・・・。 (-_-;)

 ・・・まぁ、合戦(!)という位ですから。
 そのシーンに出演する役者の数も、半端な数ではありません★
 東軍・西軍入り乱れる訳で、その支度を朝一番までに済ませようとすると、・・・その起床時間(!)も、並ではありません・・・。
 朝 3 時 起 床・・・。
 ・・・この時間に寝る人も、きっといますよね・・・。 (^_^;)

●落馬するシーンもあれば、斬られたり、投げられたりするシーンもあります。

B-060.jpg その場合で、一番必要なテクニックは・・・と申しますと。
 やはり「受け身」なのでございます・・・。

 最近、私こと山野亜紀は困っています・・・。
 というのは、私が小学生の頃は、どんな子供でも大体、側転くらいは出来たものだったのです・・・。
 上手な子はバック転までこなしてくれて、女の子達をワクワクとさせてくれたものですが、最近はそうではないのですね・・・。
 私が少女であった時代・・・年がバレる・・・。 (T_T)
 えぇい!私がまだ子供だった時代っ!
B-961.jpg ・・・中学生頃までは、マット運動というものが・・・普通の女子体育の授業の中に、入っておりました。 (‘_’)
 ですが現在(注;2003年時)では、コレは小学生までしかやらなくなってしまったんだそうで、またその内容も、かな~り薄くなっており・・・。
 なので「タレント養成所での受け身の稽古(!)」をしようと試みました所、はっきり言って・・・生徒の受け(この場合はレッスン受講態度)も悪いです・・・。  (-“-)

 でも、受け身って大切なんですっっっつ!!
 カッコいいことをやってみたかったら、受け身は必須科目なんですっ!
 受けが取れるからこそ、危険な事をやっても怪我をしなくてすむんですっ!! 

●さて「受け身の稽古」は、オーソドックスでシンプル。

 転んで、尻餅を付きそうになった時などに使える片手後方受け身からまずは始まります。
 ・・・これは、コケたスピード故意に自分で緩めて、肘や手首はもちろん、頭など、大切な部分を守るために、こう・・・どこか一点にコケたスピードが集中してしまわないよう・・・。
 腕全体で、「受けが取れるように稽古」をします。

【 片 手 後 方 受 け 身 : 写真は右バージョン 】

●部分にまず、注目!
稽古の場合では、起立の姿勢から始めます。
この場合は、右足を床の上を滑らせるようにして抜く…と同時に、受けを取る為の右手を準備します。● 足のあった場所に、お尻が落ちている事がポイント!

足の部分・アップ

 この時は足も、例えば片足の踵(かかと)に力が集中してしまえば踵を挫いてしまいます(!)から、こちらは足の平で。
 そしてもう片方の足と言えば、足刀(そくとう・足の小指から踵にかけての外側のライン;横蹴りなどは、この部分で蹴ります★)で、受けをとります。
 受け身とは、どこか一点に威力が集中しないように全身にその威力をバラシて逃がす事が基本ですし、もちろん頭は確実に(!)守らなければなりません・・・。
 なのでこちらは、顎を引いて(!)自分の腹筋で支えて、頭が後方に振られないよう自分でコントロールするのです・・・。

これは、前方回転受け身 これが出来ると、怪我が少なくなりますよ♪

 こう・・・字でちょっと書いただけで、うぇー、大変そう・・・と思いませんか?
 事実、受け身を体得するのにはとても、時間が掛かるのです・・・。
 ですが、人間の体とは 捨てた物ではありません。
 ・・・というのは、一度体が覚えてしまえば、本人が意識しなくても、勝手に体がやってくれるようになるからです・・・♡

 受け身は、「片手後方受け身」「両手後方受け身」「前転回転受け身」「後方回転受け身」と稽古を重ねて、「飛び空転受け身」へと進化をしていきます・・・。

 ですが、現場では・・・これらの受け身をまた、別の物へと変えていかなければならないのです・・・。
 次回は、「伝説の階段落ち」!

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