エッセイ集

第57話 「名残」に向けて、GO!~1月(2009年)

 皆様、あけましておめでとうございます。 
 今年(注:2009年)はいよいよ、林邦史朗芸能生活50周年記念公演「名残~NAGORI~」を開幕する年となりましたっ!
 なので、暮れもドン詰まりな時期(正式には、12月28日)に一次オーディションを行いまして、一次に通ったメンバーのスケジュールを摺り合わせながら、二次オーディションに向かう準備をしつつ、年を越しました! 

 

 それとはまた別に、NHKの教育番組「ヒミツのちからんど」という番組にも携わり、実はとっても多忙な年末年始なのでした・・・っ! (^0_0^)
 こちらは、1月31日と2月7日(前後編)の放送(注:2009年)になりますが、まったく未経験の子供たち(のぶひろ・ゆい・あつし)が番組曰く、「ちからマスター」に教わりながら、色々なモノを習得していく・・・という番組。

音楽・アート・からだのちからという3コーナーがあり、それぞれ「ちからマスター」から伝授を受ける番組でした☆

 「全く出来ない」から、「ここまで出来た(!)」を収録していくのは大変で、冷暖房のない道場で子供たちに殺陣の稽古をさせていくのは、なかなかな事でした。 (-“-)

 前半は、林先生から「殺陣のテクニックを習得する」をテーマに。
 後半はいよいよ、子供たちが悪者(これが、林先生と私達★)をやっつけるという、ドラマ仕立の番組でした。

●一応、番組のHPでは・・・こんな風に書かれています。

「チャンバラパワーを引き出そう!」前後編・・・からだのちから★
 誰もが、一度はやったことのあるチャンバラごっこ。
 実は、時代劇のチャンバラには、あらゆるスポーツに通じるヒミツの力がかくされている!
 それが、「体の軸(じく)」
 チャンバラの基本(きほん)である体の中心の軸を意識(いしき)して使えば、どんな動きをしてもぶれず、大きな力を楽に出せるようになる(!)
 番組では、子どもたちがチャンバラを通して、体の力を引き出す技を学んでいく様子を2回シリーズで紹介。
 その成果(せいか)は、ちからんどオリジナルの時代劇で披露(ひろう)するよ!

【ちからマスター】 林邦史朗さん:(殺陣師 たてし)
          安田登さん:(能楽師 のうがくし)

●さて、そんな年の始まりだったのですが★

 しかしながら、お正月くらいは、実はゆっくりと休みたい・・・っ! (T_T)
 でもでもっ、6日から仕事なので、そうはゆっくりのんびりもしてはいられない・・・っ。 (-“-)
 そんな訳で、血の繋がった兄と2人、伊豆の温泉旅行に行く事になりましたっ!

お天気だけはよく、富士山を眺め倒しました・・・っ!

 今回は、そんな旅行記になりますが・・・1月3日からの、かわいらしい一泊旅行です。
 それも昨年・一昨年に引き続いての、伊豆は松崎町の「雲見温泉」「長右ェ門」という宿です。 
 民宿だからこその、小さいお風呂ながら、天然温泉・源泉掛け流しがお気に入りで、お食事もおいしく、ちょこっと通い詰めておりますが、来年はどうしようかなぁ。 (^0_0^)

●今回は「中央高速」を突っ走り、一路「河口湖IC」へ。

 昨年は熱海回りでしたので、今回は気分を変えて、富士山を拝みながら伊豆に行くそうで。(ルートを決めるのは、いつもながら・・・兄のお役目★)
 そして、「旧・鳴沢村」の「紅葉台」の展望台まで行きましたが、頂上から「富士山」はもちろん、精進湖やら本栖湖や樹海やら、南アルプスなんかもよく見えました。

河口湖温泉・天水の湯

 その後、兄のたっての希望で河口湖畔に最近出来たという温泉へ。 (^_^)v
 「天水」という名の、日帰り温泉でした。
 そして、ちょいと腹ごしらえをしたのは「宝刀屋みさか路」さん。
 山梨名物「ほうとう」や、「富士五湖」産のわかさぎのフライ、馬刺しなんかも戴きました♡
 ・・・ドライブインという奴ですが、店主がかなり凝り性なようで、「アジア・アロワナ」魚の水槽が店内に5~6個あったり、メニューにも、店主の息子さんのオタクな自慢しみじみと書かれています。

宝刀屋さんのHPから。この方が牛の着ぐるみ着て、客引きを・・・

 店内にはやたらに、やれ高級イタ車やら、「ランボルギーニ・カウンタック」やら、「リムジン」なんかが展示されていて、そうかと思えば・・・今度は廃材で作ったエイリアンだか、ちょっと想像を絶するコレクションの数々の展示が・・・★ (^_^;)
 しかもその、店主の息子さん(!)
 牛の着ぐるみをて、ローラースケートで、お客の呼び込みをしているという・・・。(何故に、牛!?)

 ・・・まぁ、商売熱心という処なのでしょうか。 (^0_0^)
 さて、ここでちょいとゆっくりし過ぎた感もありまして、毎度ながら(海辺の民宿なので、ホントは夕食が6時くらいなのですが、
「車が混んで・・・」
 との苦しい言い訳を信じていただき、なんとか一風呂浴びてからのお食事タイムとなりました。

これだけ食べると、正月気分満喫☆

 そして民宿ゆえ、3が日にしてはリーズナブルなお値段で、夕食には新鮮なイセエビや鮑の付いた「夫婦万船盛」(これが望みなの☆)
 そして、翌朝は7時半に朝食でしたが、鯵の一夜干しが美味しかった~っ!
 もちろん、お土産に買いました。(^_^)v

 そして、帰りは「土肥温泉」にある「がん附天正金鉱」を見学。
 昔、中学校の夏休みに家族で来て以来ですが、妙に早口の案内のおじいさんの説明にウケてしまいました♡ (^◇^)
 また、当時の金銭感覚を現代に再現する資料として、以前NHKの教育番組で仕事をしたことのある「武士の家計簿」の紹介があってまた、妙になつかしくって、ニヤニヤしてしまいました。 (注;2010年には、堺雅人・仲間由紀恵主演で映画化にも♡)

 金鉱の入口では、みかんを戴いたりして・・・のんびりとしていたところを、急に防災無線が入って来て駿河湾には、地震による津波注意報波の発令が・・・。
 ニューギニアの地震だったそうですが、その音の緊迫感に、ドッキリでした。 (^_^;)

●今回の旅では、特別に(!)

 NHK大河ドラマの第4回目作品である「源義経」で、義経八艘飛びのシーンを撮影したという・・・大瀬崎という場所にも寄ってもらいました。
 最近ではすっかり、ダイバースポットとなっているようで、大瀬神社などがあり、お詣りをしました。
 ・・・こうして旅は終り、「沼津」の市街から高速に乗って帰ろうという事で、道路を見ると早くも、渋滞の気配・・・。 (>_<)
 お昼に軽く、お蕎麦でも食べて早く帰ろう。
 ・・・と思い、「沼津IC」近くの「さくら庵」というドライブインに入りました。
 すると、入ったとたんに店のお母さんが「お客さん初めて・・・?」との挨拶が★
 それから、お母さんはいきなり他のお客さんの為に持って来ていた大海老天ざる蕎麦」を見せながら、えんえんと語り出したのです・・・

撮影が行われた1965年当時は、この地で初めてダイバーに協力して戴いて臨んだ撮影だったのだそう★ ・・・見立てた瀬戸内海に見えますかね?

「お客さん、わたしはオーナーなんですがね、今ね、日本人の90~95パーセントが食べてるのが養殖モノの海老なの! 
 でもねうちの海老はホンモノ100パーセント天然物!
 でね、今日これをおススメするのは、いつもより500円も安くしてる(!)からなの!
 それには訳があってね、天然海老を何日も置いておくと、鮮度が落ちて宝の持ち腐れ(!)になるわけ。
 だから、サービス!
 もう、うちは足が出てもいいからとにかくこの海老を食べてほしい訳」
 ・・・その、流れ落ちるような説得に、私も兄もタジタジ・・・★ (>_<)

うわさの、大海老天のざる蕎麦

 しかもそこから、またも滝は流れます
「それから、海老天丼も、たれは週に一度、こだわりのタレを仕入れているから、他とは味が違うの!
 うどんは、天然小麦粉100パーセントで、蕎麦は臼碾きの手打ね。

 特にうどんは、食の細い91歳のおばあちゃんが、ぺろりと平らげた程の、こだわりの逸品なのっ!
 だから、お客さん、お二人なら是非、海老天そばと、海老天うどんを取って、食べ比べてみてね、絶対に満足するから!ねっ!!

こだわりをうたう、お店の垂れ幕

 ・・・昨今、これだけの大口上を繰り広げるお店に出会った事がないのは、言うまでもありません・・・★
 お母さんは時間柄、次々と入ってくる客が一見さんとみるとまた、あの口上を繰り返していますが・・・うーむ、熱心っ!
 兄なんか、
「しっかし、日本人の5~10%しか口に出来ないような貴重な天然海老を、宝の持ち腐れだからって、そんなにぼんぼん売りさばいて、大丈夫なのかいな~・・・」
 などと言っていましたが、言うだけのことは確かにあって、海老は超特大(!)でした。

お店の構えは、こんな感じ

 立ち食い辺りだと、10センチ幅の海老天のうち、コロモが半分・・・って事がありますが、ここのデカ海老は、隅から隅まで海老♡でした。
 うどんはもちもち、蕎麦はしゃきしゃき、お土産に天かすも戴いて、天ぷらについてたカボチャが美味しいとオーナーに言ったら、土地のカボチャなので、今度この店に来てくれたら1個くれると言っていたけど・・・ぬ、沼津には多分、来れないな~・・・。 (^_^;)

 そんなこんな年明けとなりましたが、今年は林邦史朗芸能生活50周年記念公演が行われます。
 私も出演兼プロデューサーとして頑張りますので、応援して下さると嬉しいです。 <(_ _)>

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