山野亜紀・部門
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第九話 殿さまとの謁見(武道礼)
気儘之介が一人、湯殿で悶々としていた頃・・・。 風太郎の方はそれこそ、戦場のような賑わいであった。 里絵に事の次第を尋ねた処、・・・そこは里絵、やる事にぬかりはなかった。 まず、家の者には全く、成政候の身分を知らせてはいない。 主の客・…
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第八話 里絵と殿さま
「ともかく。屋敷に入ろうではないか」 先に立って門を潜り、成政候はさっさと、波和湯家の玄関へと向か…
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第七話 風太郎、道で人と出遭う(後篇)
「波和湯。その連れは一体、何者なのだ」 ・・・そう言われて、風太郎。 さり気なく己が身で気儘之介…
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第六話 風太郎、道で人と出遭う(前篇)
風太郎が厠から戻ってみると、気儘之介が炙(あぶ)った魚を前に、涙ぐんでいた・・・。 「うぅう・・・…
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第五話 茶をもて(武家娘の所作)
だって、お茶ひとつ熱いものは飲めないんだぜ。 ・・・・・・気儘之介はつまらなそうに、そんなことを…
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第四話 気儘之介の経緯(いきさつ)
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第三話 武士(もののふ)の行く道
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第二話 武士の退館
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第一話 刀掛け
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お江戸の作法教室とは?