〒351-0012 埼玉県朝霞市栄町2-9-21LinkIcon連絡フォームはこちらから

日本伝統武術の武器紹介

HOME > 資料室 > 日本伝統武術の武器紹介

日本伝統武術の武器紹介

林邦史朗が収集した、様々な武器をご紹介しています。

薙刀 Naginata

薙刀 Naginata

naginata.jpg

刃先が広く反り返った刀で、中心(なかご)を長く作成し、且つ長い柄を付けた武器です。
柄は銅や鉄製など、写真のように蛭巻(ひるまき;螺旋状に巻いたもの)が多く、平安時代の末ごろから歩兵や僧兵が、人馬を薙ぎ払うのに使いました。
戦国時代になるとそれも衰えましたが、江戸時代には復活。
鞘や柄を金銀蒔絵で飾った『飾り道具』にしたり、武家の女子の武道として発展をしました。
写真は上から、真剣の付いた本身、模造刀(鉄身)、そして稽古用の木刀になります。

槍・鎗・鑓 Yari

槍・鎗・鑓 Yari

yari.jpg

木製の長柄(ながえ)の先端に尖らせた刃を付けた穂を差し込んだ物で、両手でしごいて相手を突き刺す武器で、写真は素槍(すやり)。
鎌倉末期から使われだし、戦国時代には盛んに用いられた武具である。
穂の形は様々で、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤鑓(かぎやり)・管槍(くだやり)など。

棒 Bou

棒 Bou

bou.jpg

写真は六尺棒で、林流では琉球古武術の棍(こん)術を習得するが、どの武術の流派にも棒術はあって、わりにポピュラーな武器。武芸のひとつで、棍棒(こんぼう)を得物(えもの)とする武術。
近世では六尺棒(約1メートル80センチの長さのもの)を標準としていて、捕物にも使用されたので、時代劇では捕り方が持っています。

銃剣 Jyuken

銃剣 Jyuken

jyuken.gif

平常は剣は、鞘に収めてあります。なので、稽古はこのような木製の銃で行います。
そして、いざ突撃することあれば、小銃の先に剣に装着をして戦う武道。
自衛隊でも現在、行われている武術のひとつです。

杖 Jyou

杖 Jyou

jyou.jpg

杖の長さは基本的には、オーダーメード。両手を一杯に広げた位の長さ(一尋;ひとひろ)が最適、と言われています。剣術の一部門で、剣の代わりに樫の丸木杖を使います。
江戸時代の初め、夢想権之助勝吉が創始し、現代にも受け継がれている武術のひとつです。
写真は普通に丸い棒状の物ですが、六角であったり、八角の杖もあります。

鍛錬棒 Tanrenbou

鍛錬棒 Tanrenbou

tanrenbou.jpg

写真のものはどれも刀と同じ長さか、または短めに作られていますが、上の3本は林流の門下生やまた、林先生自身が、刀法の大切な『柄の握り方の極意』や真剣刀法で必要な筋力(武道筋)を体得できるようにと自製した物なので、重さも実際の刀より約3倍程度、重く作られています。
また、写真一番下の物は現在、林先生の友人が作成・特許出願中の算術的な割合をもとに創り出された『スーパー鍛錬棒』です。
武劇館で、真剣刀法の稽古の折に現在も使われています。

櫂を削った木剣 Bokken(Kai)

櫂を削った木剣 Bokken(Kai)

kai.jpg

宮本武蔵が巌流島に行く折、船の櫂を削って剣にしたことから、林邦史朗が作ってみたという、お手製の櫂の木剣です。

木刀 Bokutou

木刀 Bokutou

bokutou.jpg

木刀は樫や、枇杷(びわ)などの丈夫な木製の物が多いですが、別の木材で作られる事もあります。
下から3番目のものは黒檀製で、これは他の物より重量感はたっぷり。
下から4番目の物は黒塗りの物で、その上の物は赤樫製で、一番上の物は一般的な木刀(白樫)です。
最近は輸入木材製の木刀が多く作られるようになり、以前よりは軽くもなって、扱い易くなったようです。

弓折れ Yumi ore

弓折れ Yumi ore

yumiore.jpg

破損した弓を、杖の長さ程度に切ったもの。
指揮棒として使ったり、杖にもしたり。
もちろん、簡単な武器としても使えます。

袋竹刀 Hukuroshinai

袋竹刀 Hukuroshinai

hukuroshinai.jpg

柳生新陰流で使用している、『袋竹刀』です。
防具を付けなくても稽古が出来るようにと、衝撃を少なくすることを目的に作られた竹刀です。
竹刀の先にいくほどに竹が細かく割られていき(最高16割)、それを革袋(又は布袋)に入れて作られているので縫い目がありますが、そちらが刃です。
革袋の色がヒキガエルに似ているので、『蟇肌竹刀』とも言っています。

竹刀 Shinai

竹刀 Shinai

shinai.jpg

竹を割って、4つに合せて作ったものです。
木刀で打ち合ったのでは怪我をするので、怪我を回避する為に開発された物です。
現在の剣道に使用されていて、サンパチといえば、3尺8寸の長さの竹刀の事です。
ちなみにサブロク(3尺6寸)の物も、あります。

仕込杖 Shikomizue

仕込杖 Shikomizue

shikomizue.jpg

杖の中に、槍や刀が仕込んであります。
他にも、分銅鎖などが仕込んである物もあります。

陣太刀 Jindachi

陣太刀 Jindachi

jindachi.jpg

太刀は、『鎬(しのぎ)造りの湾刀』のことで、長さ(刃長)が70cm以上で、腰反りが深いのが特徴です。
刃を下にして履く(左腰に、紐で吊るす)太刀拵え(たちごしらえ)に収め、基本的には茎(なかご)の履き表(外側)に銘が刻まれている日本刀を、太刀と分類します。
平安時代中期から、江戸時代の初期頃まではこの太刀が、実戦で使われていました。
主に、騎馬戦に適した形で作られています。

大刀 daitou

大刀 Daitou

_MG_9153.jpg

刀身65センチ以上の刀の事で、直接帯に差し込むようにします。
陣太刀は主騎馬戦に使用し易く作られていますが、鉄砲が使われだした戦国時代になると、重い鎧を着てでは動きが鈍るので、不利にならない程度に軽装備になり、肉弾戦になった時に使い易いようにと使われたのが、打刀と呼ばれる大刀です。
普通「日本刀」といえば、この打刀の事を言います。
江戸時代になって、大刀の長さが70センチ前後と定められるようになり、侍は大刀と小刀(脇差)を腰に帯びて外出しました。
大小一組で、一腰といいます。
自分に合った刀の長さは、柄本を握って下に下げた時に、切っ先が地面に付かない程度が良いと、言われています。

小刀 Syoutou

小刀 Syoutou

syoutou.jpg

陣太刀用の小刀で、長さが60センチ以下のものです。
こちらは、『平造り』で造られています。

小太刀(木刀) Kodachi(Bokutou)

小太刀(木刀) Kodachi(Bokutou)

kodachi.jpg

60センチ程の刀で、薙刀と共に、女性が護身の為によく練習をしたと言われています。
写真は木製のものですが、もちろん、いざという時には武器としても使えます。

短刀(木刀) Tantou(Bokutou)

短刀(木刀) Tantou(Bokutou)

tanntou.jpg

小刀よりも小さくて、30センチ以下のものをいいます。
懐(ふところ)に隠しやすく、護身用としての役割が主で、武家の女性が外出をする際、本物の懐剣を護身用にと携帯していました。

短刀 Tantou

短刀 Tantou

tantou.jpg

小刀よりも小さく、1尺(約30センチ)以下のものをいいます。
主に、逆手持ちで戦います。
短刀の拵えの一般的な種類は、『合口拵え(鍔のない拵え)』か、『小さ刀拵え(鍔付)』で、写真は小さ刀拵えの短刀です。

槍の穂先 Yari no hosaki

槍の穂先 Yari no hosaki

yoroidousi.jpg

短刀、合口拵えの中に仕込んである槍の穂先で、いわゆる『鎧通し』の一つです。
『鎧通し』とは、戦場で組討ちになった際に、敵の武将の鎧の隙間から刺突できるよう作られた、頑丈な刀の総称です。

分銅鎖 万力鎖 Fundougusari Manrikigusari

分銅鎖 万力鎖 Fundougusari Manrikigusari

manriki.jpg

写真、一番上の物は分銅鎖で、二番目の物は正木流で使う万力鎖、以下二本は、万力鎖の仲間です。
分銅鎖は、ぱっと見ると、『万力鎖』と同じに見えますが、これは全く別物です。
狭い場所で扱い易いく、隠し武器の一つです。
万力鎖の方は、60cmから120cmくらいの長さで、鉄鎖の両端に分銅を付けた隠し武器で、片手でも握り隠せるのが特徴です。
写真は、正木流(美濃の国・大垣藩の御留流)で使っている万力鎖と、その変形バージョンですが、万力鎖は技を持って使う武器で、力を使う物ではありません。なので、身の丈に合った長さの物が、扱い易いようです。
両端の分銅が丸い物もありますが、裸の場合でも、脇の下や肘の関節にも挟んで隠す事が出来ます。
相手を殺傷せずに捕える事も出来ますし、狭い場所でもOKな隠し武器です。

ヌンチャク Nunchaku

ヌンチャク Nunchaku

nuncyaku.jpg

左上から、武劇館の門人が個人的に作った、プラスチック製のヌンチャク(紐が、手持ち部分に収納できる)です。
2番目の銀色のヌンチャクは、折り畳み式で、下から2番目の物がまず第1段階に伸ばした物で、それからさらに引き伸ばした長さの写真が一番下の物です。ヌンチャクはもともと隠し持てる武器ですが、これは更に折り畳みが出来て、持ち運びにさらに便利。このヌンチャクは、金属製です。
真ん中の黒っぽいヌンチャクは携帯用で、これは伸び縮みはしない木製のもの。
4番目は一般的な木製の物で、一番右の物は稽古用(革製で、芯に竹を使用)です。

ヌンチャクは、琉球古武術の八種の武器の内の一つで、回転力(遠心力)を利用して戦います。
映画『燃えよ!ドラゴン』で使用され、ヌンチャクの存在が世界的に認知されましたが、映画が公開される前から林邦史朗は、この武器を武劇ショーなどで使っていました。

トンファー Tonfar

トンファー Tonfar

tonfar.jpg

農具から出た武器で、琉球古武術で扱われる武器のひとつです。
握りの部分を持ち、肘までがカバー出来るくらいの長さの物を使用しますが、木製です。
空手の突き技(裏拳など)の延長として、両手に一つずつ持って使用します。
隠し武器の一つです。

釵 Sai

釵 Sai

sau.jpg

琉球古武術の『空手の手刀』をいかして、手の延長として用いる鉄製の武器です。
本来は、黒く塗ってある物を両手に1本ずつ持って戦いますが、別に1本を隠し持つので、3本持つのが基本です。
たとえ1本を敵に投げつけたとしても、残り2本で戦える訳です。

鎌 Kama

鎌 Kama

kama.jpg

もともと、農具として草を刈ったりする物ですが、琉球古武術では隠し武器として、2丁使用します。
片方で受けて、もう片方で攻撃をしたり、または巻き落としたり。
写真は左が本身で、右は稽古用(木製)です。

鎖鎌 Kusarigama

鎖鎌 Kusarigama

kusarikama.jpg

鎌に鎖や分銅を付け、遠心力を利用して投げつけたり、足や首に巻き付けて相手を制します。
これも、隠し武器の一つです。

飛び口 Tobikuchi

飛び口 Tobikuchi

tobikuchi.jpg

火消しが持っていた道具で、短い物は大体50センチくらいから、長い物は6尺くらいあります。
物を壊したり、引っ掛けたりと使い道は様々。
昔は、どんな家にも一つくらいはあったそうです。

十手 Jyutte

十手 Jyutte

jyutte.jpg

写真、上2本までは、稽古用の十手です。
一番下の物が本物の十手(鉄製)で、手元に鉤がついていて、刀を受けたり、もぎ取ったりします。
江戸時代に入ってからは、役人(今の警察関係)が専門に持つようになりました。
長さは20センチ位から、長い物で1メートル位と、色々とあります。

兜割 Kabutowari

兜割 Kabutowari

kabutowari.jpg

鉄製の刃のない刀で、『鉄刀』とか、『ハチ割』とも呼んでいます。
長さは、30センチ位の物から、1メートル位の物までと、色々。
相手を斬り殺さないように使用する、護身用の武器の一つです。

ナエシ Naeshi

ナエシ Naeshi

naeshi.jpg

役人の手先をしていた者たちが十手の代わりに持っていたり、武家の女性が護身用に持っていた鉄製の武器です。
手などにダメージを与え、相手を萎えさせてしまうので『ナエシ』といいます。

特殊警棒 Tokusyukeibou

特殊警棒 Tokusyukeibou

tokusyukeibou.jpg

平素は10センチ位の長さに折り畳んで携帯が出来、いざという時に30センチ位の長さに伸ばして使用します。
鉄製の棒で、ガードマンや、私服の警官などが持っています。

警棒 Keibou

警棒 Keibou

keibou.jpg

警官が持っていた、60センチくらいの硬質木材の丸棒です。
原型は、暴れ馬を扱う時に使用していた「鼻ねじ」。
馬泥棒などが来た時にはもちろん、武器としても使用しました。

鉄甲 Tekkou

鉄甲 Tekkou

tekkou.jpg

鉄製はもちろん、木製のものもあります。形もこのように色々とあって、両手に握って使用します。
受・斬る・突くなど、拳(こぶし)を鍛えなくても破壊力を生む、強烈な隠し武器です。

手甲鉤 Tekkoukagi

手甲鉤 Tekkoukagi

tekkoukagi.jpg

両手に握って、受けたり、殴ったり。
爪の先に毒を塗って傷付けたりする、鉄製の武器です。
またの名を、『熊手』といいます。

サイ棒 Saibou

サイ棒 Saibou

saibou.jpg

30センチくらいの棒(写真は、左が竹製で右側が木製)に、紐付きの分銅が付いています。
普段は分銅を棒の先に収めておいて、紐を捌くことで分銅を、入れたり出したり。
伸縮自在になるように出来ている、隠し武器の一つです。

鍵縄 Kaginawa

鍵縄 Kaginawa

kaginawa.jpg

6メートルほどの縄の先に鋭い鉤を取り付け、その鉤を打ち込んで引き倒し、一瞬にして縛り上げたりもします。
鉤の形も色々で、その用途も例えば、鉤を木などに打ち込んでおいて、その紐を持って敵を待ち、いい処でその足を引っ掛けて倒すなど、使用法は様々です。

水鉄砲 Mizudeppou

水鉄砲 Mizudeppou

mizuteppou.jpg

ポンプの原理を応用していて、水を筒の先から押し出しては飛ばす武器です。
忍者は水の代わりに油を仕込んで、それを敵に振り掛けて火を点けたりしました。

吹き矢 Fukiya

吹き矢 Fukiya

hukiya.jpg

元は狩猟用でしたが、忍者などが矢の先に毒を塗って相手を倒すのに使用したもの。
筒も短棒術のように使って戦ったり、火を熾したり、水に潜っては呼吸をしたり。
また、隣りの物音を聞きとるなど、様々な用途があります。

仕込笛 Shikomibue

仕込笛 Shikomibue

shikomihue.jpg

笛の中に、刀が仕込んであります。
これも、隠し武器の一つです。

打ち根 Uchine

打ち根 Uchine

utine.jpg

棒手裏剣では命中率が悪いので、30センチ位の鉄製の手裏剣に羽根を付けたものです。これを投げつけたり、紐を付けた物を投げつければ引き取る事が繰り返しできて、何回も使えます。
矢の先に毒を塗ったりすれば、怖い武器になります。

シコロ Shikoro

シコロ Shikoro

shikoro.jpg

ノコギリ状になっている忍道具で、小さな物を衣装に隠し持っておいて、特に後ろ手で縛り上げられた時など、程よい場所に隠しておけば、容易に縄を切ることができます。

苦無 Kunai

苦無 Kunai

kunai.jpg

読んで字の如くで、これを持っていれば苦労がないと言われている忍道具です。
これで土を掘ったり、板戸をこじ開けたり。紐を付けておいて振り回せば、敵を攻撃することはもちろん、高い木に引っ掛けてはよじ登ったり。
短剣代わりにも使える、便利な道具です。

棒手裏剣 Boushuriken

棒手裏剣 Boushuriken

syurikenn.jpg

打ち方は『直打方』と、『回転打法』とあります。
投げ付けるだけではなく、小さい物なので隠し持っておいて、相手に近付いて傷付けたりも。
腕や脛に取り付けておけば、鉄製なので刃物の攻撃なども交わしたりと。
また忍者は、手裏剣の先に毒を塗って使用する事も。
それなら投げ付けた時に命中せずとも、相手に掠るだけで、相当のダメージを与える事ができます。

手裏剣 Syuriken

手裏剣 Syuriken

syuriken.jpg

写真上部3つの手裏剣は『十字手裏剣』で、一番ポピュラーな形の手裏剣です。
投げ付ければ必ず、どこかが刺さるように出来ている、合理的な武器です。
毒が塗ってある場合があるので、小さくても効果は絶大です。

ツボ錐 Tsubokiri

ツボ錐 Tsubokiri

tubokiri.jpg

板戸とか、壁に穴を開ける場合に使用する忍道具で、もちろん武器としても使えます。
これで目を狙って突けば、両目は失明してしまいます。

小柄 Kozuka

小柄 Kozuka

kozuka.jpg

主に、小刀の鞘の差し裏に添える小刀(こがたな)で、いざという時には隠し武器として使用されましたが、平常時には今でいう、カッター的な雑用にも使用されたと伝えられています。
小柄とは、持ち手部分(写真では右半分)のみを意味する名称で、先の刀身(写真では、左半分)を穂先と呼びます。

貫級刀 Kankyutou

貫級刀 Kankyutou

kankyutou.jpg

武士の手柄は、戦場で敵将の首級をあげる事にあります。
取った首級を殿様に献上して認めてもらって、初めて手柄と認められる為に、自分が取った首級である事を証明するべく、この貫級刀の穴に紙縒りを通して己が姓名を書きつけ、取った首の耳の穴に刺して、区別をしていました。

鉄柱 Tecchu

鉄柱 Tecchu

teccyuu.jpg

隠し武器の一つです。
両端の尖った鉄製の箸状の棒の中央に、指輪のような物が付いていますが、それに中指を通して使用します。
手を広げるとわずかに、指先から先端が出ているだけに見えるので、一見して武器には見えません.

角手 Kakute

kakute.jpg

隠し武器の一つです。
先が尖った方を掌側に向けて、装着して使います。
相手の手首を握ったり、はたいたりすれば、敵にダメージを与えることが出来ます。
もちろん目を狙えば、失明は免れません。

鉄鞠 Tetsumari

鉄鞠 Tetsumari

tetumari.jpg

紐を付けて振り回すのはもちろん、投げつけたりしても使えますし、馬が走ってくる場所に転がしておいたりもします。

鉄菱 Tetsubishi

鉄菱 Tetsubishi

tetubishi.jpg

地面に撒くと、必ず先の尖った部分が上を向くように作られています。
3センチ程の鉄製の物です。
鉄菱に糸を付けて、まず自分に結びます。走れば結んである鉄菱が付いてきて、敵がもしこれを踏んでも、結んである糸が切れるだけです。結果、こちらは相手の大体の居所を察知できますが、相手には、自分の位置を教えることにはなりません。
顔面に投げ付けても良し、味方に判るように『目印』として街角や、木に差し込む場合もあります。

撒菱 Makibishi

撒菱 Makibishi

makibishi.jpg

鉄菱は鉄製ですが、こちらは菱の実(植物)を干した物です。
どのように転がしても必ず、尖った部分が上を向く構造になっている怖い草の実です。
菱は、(たとえば蓮のような類の)1年生の水草です。
日本人には、万葉集の時代から親しまれている植物なのだそうで、現在は滋養強壮に良いと、薬膳料理の材料にも使われています。

弓 Yumi

弓 Yumi

yumi.jpg

矢をつがえて射る武器で、木や、竹などを合せてまず弓幹(ゆがら)を作り、弦を張ります。
大きさは2メートル程ですが、小者や女性など、力の無い者が使う『半弓』の大きさは大体、170センチ程度のものです。
梓(あずさ)の木材で作った『梓弓』は、短歌の枕詞にも使われていますが、『真弓』というのは、弓の美称です。
重藤(しげとう)の弓が、珍重されています。

鏑矢 Kaburaya

鏑矢 Kaburaya

kaburaya.jpg

矢の先に、鏑(かぶら)を付けた物です。
雁俣(かりまた;先が2つに分かれていて、刺さる)を鏑の先に付けて用いることも、多いとか。
ちなみに、矢の先が蕪(かぶら)の形に似ているので、その名が付いたと言われています。
矢が飛んでいる間、鏑矢に仕掛けてある孔に風が入るので、『ピーッ』という音が出ます。
矢合わせの時などに、よく用いられたそうです。
別称として『鳴煎(めいせん)』とか、『嚆矢(こうし)』とも呼ばれています。

矢 Ya

矢 Ya

ya.jpg

野矢とも、呼ばれます。
矢竹で矢柄を作り、一端には鷲や鷹の羽を矧(は)いで、矢羽(やばね)と矢筈(やはず)を付け。
もう一方には、鏃(やじり)を付けます。
その羽根も、鷲の尾羽が良いとか、ウンチクはあるみたいです。
矢の長さは12束(そく)が普通で、長い物になれば、15~18束のものも。
1束とは、親指以外の指、4本の幅のことをいいます。

sign.jpg

情報は、『公式ブログ』からも!

林流のイベント情報や、稽古情報など
LinkIcon公式ブログは、こちらをクリック!

武劇館SHOP
top_07.jpg
殺陣のことならなんでも分かる、特製DVDや、殺陣師林邦史朗先生の著作など、ここでしか買えない武劇館グッズ満載のオンラインショップです!
※詳細は、画像をクリック!

sign.jpg